先日、地元の中学生2名が職業体験学習に来てくれました!
まずは今年4月に入社したS君から、
会社の概要や建物ができるまでの過程等の説明を受けました。
最初は少し緊張気味 ・・・
このあと、作業服・ヘルメットを着用し、現場へ向かいました。
お二人には主に測量作業を体験してもらいました。
測量は、建物を図面通りに建てるための大切な作業です。
例えば1m1ミリの誤差が100mでは10センチの誤差になるので、
巻き尺を使って図面通りの長さになっているか、しっかりと確認します。
次に計器の操作を教わり、建物の角度を測量しました。
角が正確に90度になっているかどうか等を確認します。
現場の雰囲気にも慣れ、作業に意欲的に取り組んでくれました。
今度は別の計器を使い、高さを測量しました。
足元の悪い中、真剣に、慎重に作業しています。
測量したすべての数値を図面に書き込み測量作業完了です。
柱の基礎に土砂が入り込むのを防ぐための土嚢作りも行ないました。
現場を切り盛りするには体力も必要です。
柱の基礎周りをしっかり覆って作業完了です。
天候も考慮し、現場周りに目を配り、対策を施します。
現場事務所に戻り、実際に作業を体験して感じた危険リスクと、
その対策について書き出してもらいました。
これも作業現場で起こりうる労働災害を未然に防ぐための
大切な確認作業です。
今回来てくれたお二人は、元々建築業に興味をもっていたそうで、
終始、とても真剣に作業に取り組んでくれました。
どのような仕事にも共通しますが、
大きな建物を建てるにも、小さな細かい作業一つ一つを丁寧にかつ迅速に
行なわなければならないことを実感して頂けたかと思います。
短い時間でしたが、この職業体験が、将来を考えるにあたって、
大切な体験となって頂けたら幸いです。