みなさん、こんにちは!まいぴーです。
更新が遅くなってしまいすみません!
前回は増築棟と改修棟が繋がり、それぞれ内装のボード貼を行って床の塗床防水まで完了したところでしたね。
今回は、内装仕上げ工事の様子を紹介したいと思います。
ではさっそく休憩室などの共用部分の仕上げから見ていきたいと思います。
まず、壁はクロスを貼って仕上げていきます。
石膏ボードの目地やビス部分の凹凸をなくすためにパテ処理を行います。
パテ処理を行って平らになったボード面にクロスを貼ります。
空気やごみなどが入ってしまうと、その部分が膨らんで目立ってしまうので慎重に 貼っていきます 。
床はタイルカーペットを貼っていくのですが、休憩室の一部は木床を組んで小上がりのように仕上げています 。
そしてトイレや玄関などの床には長尺シートという床材を貼っていきます。
長尺シートは塩化ビニルで出来ていて、衝撃に強く耐久性が高いという特徴があります。
クッションフロアとも似ていますが、クッションフロアのように柔らかくはないので、重い物を置いても跡が付きにくいです。
目地を溶接したら長尺シート貼は完了です。
そして工場の作業スペースの床は前回ご紹介した塗床防水で完了ですが、壁と天井の石膏ボードに仕上げ材を貼っていきます。
貼っている仕上げ材は、化粧ケイカル板というもので、ケイカル板の表面に塗料がコーティングされているものです。その為、濡れても簡単に拭くことができます。
工場の中はこの化粧ケイカル板を全体に貼り目地をコーキングして完了です。
外部では、玄関や風除室の床はタイルで仕上げます。
モルタルで下地を均してからタイルを貼ります。
タイルの貼り方のも種類があって、今回は通し目地という貼り方で施工しています。
名前の通り、目地がまっすぐに通る貼り方です。
同じタイルでも貼り方を変えるだけで雰囲気が変わったりするので、タイルを貼る箇所の 用途やコンセプトにあった貼り方を選ぶといいですね。
興味のある方は、貼り方の種類などぜひ調べてみてください (^_^)
基礎立上り面は複層仕上塗装で仕上げます。
基礎のコンクリートがむき出しのままだと、コンクリートが水分を吸収し劣化を早める原因になることがある為、この塗装は下地に吹付パターンを塗り、その上に仕上げ塗を行うため塗膜が厚く表面を保護して基礎の劣化を防ぐ役割があります。
また、塗装することで表面が綺麗になるので外観を良くする役割もあります。
これで基礎立上り面の塗装は完了です。
今回は主に仕上げ工事の様子をご紹介しました。
準備工事から始まったこの工事もいよいよ終盤です。
このHPも最終回が近づいてきていますね。
最後まで見届けて頂けると幸いです!
ではまた次回、外構工事編にてお会いしましょう!