ふるさとドーム
- 2024.01.06
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あけましておめでとうございます。まいぴーです。
みなさん、お正月はゆっくりお休みできましたか?
しっかり休んでしっかり働くということで、2024年も頑張っていきましょう(*^▽^*)
ではふるさとドーム工事完了の様子です 。膜工事が完了しました。
工事前 6月 工事完了 12月 ビフォーアフターです 。
ちょっと遠いのでわかりにくいですが、ぱっと見てわかる違いはジョイント部分が黒っぽい色から白くなったことでしょうか。ドームのモチーフはホタテ貝ということで、全体が白くなったことでよりホタテっぽくなったのではないでしょうか。
目に見えてわかる部分は少ないですが、今回膜を張り替えたことでこれからまた数十年と雨や雪から守ってくれる屋根になっています。内部もきれいになりました。
あんなにびっしりだった足場がなくなると天井も高く開放感 がありますね(笑)
ドームはスポーツ施設ということで、普段は野球の練習などにも使用されているそうです。工事前の天井 あちらこちらに・・・ 工事中、天井にたくさんボールが挟まっているのを発見しました( *´艸`)
天井の骨組みの梁の隙間や金物の間などに綺麗に嵌っていましたね。
工事前の写真をよく見たら、たくさんボールが挟まっているのがわかると思います。
探してみてください(笑)挟まっていたボールを回収したら、テニスや野球などいろんな種類のボールで結構な量になりました。
これからドームがみなさんに利用されていく中で、これ以上にたくさんのボールが挟まってしまうくらい、長くいろんな人に愛される施設になるといいなと思います(^-^)ということで、工事はこれで完了です!
いかがでしたでしょうか。
全3回と短めでしたが内容的には普段見ることのできない工事の様子をお伝え出来たのではないでしょうか。
このHPが少しでも建築や工事に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。ではここまで読んでくれたみなさんありがとうございました!
以上、まいぴーでした(^.^)/~~~
- 2023.11.01
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みなさんこんにちは。まいぴーです!
豊浦ふるさとドームの現場を担当することになりました。
工事の様子をわかりやすくお届けできるように頑張りますので、どうぞよろしくお願いします!今回の改修工事では、ふるさとドームの特徴であるドームテント状の屋根膜の張替えを行います。
屋根作業になるので、まずは足場を組み立てます。外部足場はドームの外側をぐるっと囲んで組み立てていますが、この足場自体を作業で使うというわけではなく、 昇降用と屋根の上で作業するための通路の控えとして組み立てています 。
ドーム内部も一面に足場を組んでいて、上の段までいくと作業ができるようにステージ状になっています。
内部足場は上り下りするだけで、私はへとへとになってしまいました(笑)足場を組み立て、いざ膜工事…!といきたいところですが、その前に使用する膜材の検査を行います。
ということで、膜材を製作している工場へ検査に行ってきます!朝の7時半の電車でまずは函館まで。
朝早くから電車に乗るのは久々で少しワクワクしちゃいます。新函館北斗到着(^-^)
人生初新幹線!新幹線がホームに入ってくる瞬間をばっちり写真に…と思っていたのですが、失敗してしまいました( ;∀;)仙台で一度乗り換えて宇都宮へ到着。
栃木県へやってきました。
片道約6時間と結構な長旅でしたが、さっそく工場へ移動し製品検査を行います。工場内はこんな感じ。
床に広げてあるのが実際にドームで使用する膜材です。
床いっぱいの大きさですが、これでも1パネル分です。
これの他にまだ10パネル程パーツがあると思うと驚きです((+_+))検査としては、製作した膜の大きさに違いはないか測ったり、他にも膜材の溶着部を機械で割いて溶着部の強度を確認する剥離試験や、膜材を引っ張ったときの強度を 確認する引張試験など様々な検査を行い、品質や強度の基準をクリアしていることを確認してから現場へ搬入します。
膜の製作状況も見学させてもらいました。
パーツごとに裁断した膜材を熱板をあてて繋げることで1枚の大きなパネルつくっています。
そして出来上がった膜材は、写真の鉄管に巻き付けられた状態で現場まで運ばれます。
というところで今回は終了です。
次回から膜工事の様子をお見せしていこうと思います 。次回の様子をチラ見せです(*ノωノ)
宇都宮から膜材も無事届きましたね。
今回のような膜の張替というのは、なかなか見られる工事ではないので、次回も ぜひ見て頂けると嬉しいです。
では次回をお楽しみに!まいぴーでした~!~おまけ~
* 帰りの新幹線はばっちり撮れました(*^-^*)